「人間ってやっぱり大変だ」──子どものケンカが教えてくれた事

岡山で肩こり・首こり専門の整体院を運営しています。

今日は、ちょっと視点を変えて、「子どもたちのケンカ」から見えてきた、大人の私たちにとっても大切な気づきについて書いてみたいと思います。

毎日ケンカする兄弟。でも実は仲良し

うちには小4と小1の男の子がいます。
ふたりはとても仲が良く、よく一緒に遊んでいます。

……が、実はほぼ毎日ケンカもしているんです。

でも私は、「男の子ってそういうものかな」と、基本的にはあまり口を出さずに見守っています。ケンカしながら、相手との距離感や思いの伝え方を覚えていく。それも大事な経験だと思うからです。

ケンカの原因は「ルールの違い」だった

最近、そんなふたりを見ていて気づいたことがあります。
それは、ケンカの原因に共通点があること。

それは、「ルールの違い」です。

たとえば、じゃんけんをしていたある日。
兄(小4)はきっちりとルール通りに勝負したいタイプ。
弟(小1)は、自分の世界を遊びに取り入れたいタイプ。

兄がグー、弟がチョキ。
当然、兄の勝ちなのですが──

弟は急に「チョキじゃなくてパーだった~!」とニッコリ。
「ぼくの勝ち!」と笑う弟に対して、兄は「なんで後から変えるんだよ!」と怒り出す。

こんなやり取りを、もう何度も見ています。

順番を守らなかったり、ちょっと嘘をついたり、おもちゃを勝手に使ったり。
小さな“違い”が、すぐに火種になってしまう。

でも、それって大人の世界でもあること

大人になると、子どもみたいにケンカはしません。
でも、心の中でこんなふうに思うことはありませんか?

  • 「え、それルール違わない?」
  • 「なんであの人だけ特別扱いなの?」
  • 「そんなふうに受け取る?」

でも、私たちは言わない。
とりあえず笑って流して、静かに距離を取る

表面上は分かり合っているようで、実はちょっとずつ“ズレ”が生まれている。
そんな経験、ありませんか?

見えない「ルール」に、心も身体も疲れてしまう

大人の世界には「常識」や「マナー」、「空気を読む」といった暗黙のルールがあります。
でもそのルール、実は人によって感じ方や解釈が違うことも多いのです。

ある人にとっては「当たり前」のことが、
別の人には「え、それ知らなかったんだけど?」ということも。

こうしたズレは、人間関係のストレスやイライラの原因にもなり、
知らず知らずのうちに自律神経の乱れや肩こり・首こりとして体に現れてくることもあります。

「ちゃんと話せばわかる」は、実は難しい

子どもたちは泣いて怒って、すぐまた笑い合う。
でも、大人になるとそれが難しくなります。

「ちゃんと話せばわかる」とは言うけれど、
そもそも**“スタートの位置”がズレている**こともある。

そう考えると、誰かと毎日を一緒に生きていくことって、本当にすごいことだなと感じます。

小さな“心のズレ”を整える場所として

私たちの整体院には、「肩こり」「首こり」「なんとなく不調」といったお悩みで来院される方が多くいらっしゃいます。

でも実はその背景には、「職場でのストレス」「家族とのすれ違い」「我慢しすぎた自分」など、見えない“ルール”との葛藤が潜んでいることも少なくありません。

そうした“こころとからだのズレ”を、少しずつ整えていく。
そんな場所でありたいと思っています。


岡山で整体をお探しの方へ。
もしあなたが、肩こりや首こり、自律神経の乱れを感じているなら、
お気軽にご相談くださいね。

あなたの内側にある“本当の声”を、少しずつ取り戻していきましょう。