医師は肩こりに対して何ができるのか?

岡山市 肩こり専門たいな整体院の中道です。

今回は医師が肩こりに対して何ができるのか考えてみましょう。

結論

医師は『肩こり』に対しては積極的な治療はしない

肩こりの先にある『傷病』であれば治療を行っていく

医師は『傷病』を治療する

医師は現代医学の治療技術を持って『傷病(ケガや病気)』を治す専門家です

肩こりは「傷病」になる?

肩こりというのは「肩が凝る」という「症状」であり、「ケガ」や「病気」ではありません

「肩こりの症状」で病院やクリニックを訪れた場合、問診票にてどのような症状を訴えますか?

「肩が凝る」「肩が痛い」「肩がダル重い」などの訴えをされる方が大半かと思います。

その肩こりの症状や訴えに対して、一般的に問診や検査、画像診断などを行います。

この問診・検査・画像診断は何を目的に行っていると思いますか?

あなたは訴えている肩こりの症状が『傷病(ケガや病気)』となるかを見ているんです

あなたが訴えている肩こりの症状が『傷病ではない』と判断されれば、根本治療ではなく対症療法(湿布、痛み止め、薬など)を処方されて終わります。

あなたが訴えている肩こりの症状が『傷病である』と判断されれば、「肩関節周囲炎(四十肩や五十肩)」「頸肩腕症候群」「頚椎椎間板症」「頚椎症性脊髄症」などの『病名』がつき、治療が始まります。

一般的な肩こりは『傷病ではない』と判断されることが多いです。

医師が肩こりに対して行うこと

日本整形外科学会が提唱している肩こり治療には以下のようなものがあります。

・マッサージ療法(筋肉の血流を改善させ、筋緊張をやわらげる)
・温熱療法(蒸しタオル、入浴などで筋緊張をやわらげる)
・運動療法(筋力強化)
・安静
・薬物療法(鎮痛剤、シップ薬、筋弛緩薬、局所注射など)

日本整形外科学会
日本整形外科学会のホームページです。

いかがでしょうか?

『病名』に対しては積極的な検査や治療が行われますが、『傷病ではない肩こり』に対しては治療を行っているというよりは、対症療法を行っている感じがしませんか?

肩こりで病院を受診する方が良い?

肩こりの症状で病院に受診する目的は主に1つだけです。

肩こりの奥に隠れた『傷病』がないか?

「肩関節周囲炎(四十肩や五十肩)」「頸肩腕症候群」「頚椎椎間板症」「頚椎症性脊髄症」などのケガや病気の症状の一部として『肩こり』は存在しています。

『肩がこるな〜』っと思っていたら、実は『傷病だった』なんてことはよくあります。

念の為『傷病が隠れていないか』の目的で受診されることは良いかと思います。

肩こりだけではなく「手がしびれる」「力が入りにくい」「手が上がらない」などのいつもと違い症状がある場合には、必ず受診をしましょう。

『傷病ではない』肩こりであった場合には、通い続ける必要性はそこまで高くないでしょう。

『傷病ではない』肩こりはどうする?

一般的に肩こりは『傷病でない』場合が多いことをお伝えしてきましたが、その場合の肩こりケアはどうすれば良いのでしょうか?

肩こりの原因は?

肩こり原因は「筋肉の血流不足」といわれており、「筋肉の血流を促しましょう」が一般的な対策となります。

では、筋肉の血流を促すために何を行ってきましたか?

マッサージ、ストレッチ、温熱療法、鍼灸、電気治療など

行っていませんよね?

これらを行うと『一時的』「筋肉の血流は促されます」

どこが血流を止めている?

『筋肉の血流が悪い』から肩こりは起こる

『筋肉の血流を悪くしている』のは誰なのか?

そこに本当の問題が隠されています

『誰』が肩こりの専門家なのか

身体の動きや状態をしっかりと把握して、運動や生活習慣に目を向けるためにも『理学療法士』や当院のような『肩こり専門の整体院』でゆっくりしっかりと身体を診て、定期的なメンテナンスが必要になります。

後々後悔することにならないように、今のうちにちゃんとケアをしておきましょう!

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